2012年10月13日土曜日

ライブ機材

久しぶりに機材ネタ。

最近、めっきり出動できてないのですが、
これからのライブにむけて
荷物少なめセットを再構築してみました。

↓メイン出動一軍セット


もともとアンプで歪みを作る派なので
空間系をセンドリターンへ繋ぐのに何か良い物をと考えてて
結局行き着いたt.c.electronicのNOVA SYSTEM。
G-SYSTEMは高価すぎて買えませんでした。。。

実は数年前から(ちょうど県内に島村楽器が出店したころ)
気になってたマルチエフェクターでした。
しかし、その頃の自分はコンパクトエフェクターで
ボードを埋め尽くしたいほうだったので見送っていました。

そして・・また、あるきっかけから再び興味を持ち始め
お買い得にも思えた当時より、さらに!安値になったのを知って
物欲スイッチON。。
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t.c.は高価なイメージがあります。
でも、この機種は発売直後にある事情でズッコケてしまいスーパー値崩れ。
さらに年月が経ってかなりお買い得になりました。
(ちなみに店頭で交渉し相場のワンマーク以下でゲットできました。)
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2008年発売なので機能的には、ちょっと時代遅れ感があります。
でもトータル的に”量より質って”タイプの機材なので満足しております。

長所&短所を自分なりにまとめてみました。

長所は、、

原音を邪魔しない透明感ある空間系サウンド。
DECAYとWET量パラメーターをうまく調整するといい感じです。

ルーティング機能でシリアル、セミパラレル、パラレル接続の
いずれかが選べるので、複数エフェクトオンしても
ごちゃ混ぜサウンドにならない。

パラメトリックEQ搭載により幅広い音作りが可能。

歪みセクションがアナログ回路なので自然で心地よいドライブサウンド。

最初は複雑に感じられた操作も慣れてくると、
とても使い易くスピーディーに
パラメーター操作ができるインターフェース。

名器TC2290ばりのディレイが入っている。

AC電源が邪魔なアダプタではなく内蔵している。

そして軽い。



短所は、、

ケースを選ぶ微妙な大きさの筐体。

USBでPCに繋げない。(MIDI I/FでPCと接続)

ペダルスイッチの反応が独特で慣れと工夫が必要。

DRIVEをオンにしてプリセット切り替えするとタイムラグがある。



ケースARMOR PS2が使えなくなった。。。






そして、ちょっと想定外だった特に気に入った2点

■アナログ回路による歪み

使えるレベルならラッキー程度に思っていた歪みセクション、
意外と使える感じです。
後に技術流用し単品化されたNOVA DRIVEも良いのかな?

オーバードライブ、ディストーションの二種類しかない歪みキャラクター。
DRIVE部のパラメーターもGAIN、TONE、LEVEL、BOOSTとこちらもシンプル。
最初はこれだけでは、気に入った基本サウンドが作れないかな〜??、と思いましたが、
そこで威力を発揮するのがパラメトリックEQ機能。
3ポイント周波数ブースト&カットでサウンドキャラクターを幅広く作れる。
(デスメタルサウンドまでは無理かな)

よって歪みはアンプで、、と考えていたのが、
アンプインプットに繋いで使うかもしれない。
実際、爆音でどんな感じになるか、そのうち試してみます。



■エフェクトの操作性

それぞれのパラメーターをいじっていると
アレ?前の設定のほうが良かったかな?なんて事がよくあると思います。
そういったハマリ状態に陥る事しばしば。
でも、この機種はその辺りが良く考えられてます。
各エフェクト操作画面にて
パラメーター数値をハードボタンに5パターン簡易登録しておけます。
さらにファクトリーデフォルトボタンですぐ初期状態に戻せます。
この操作を覚えてから、『面倒だから、もう、やーめた。。』がなくなりました。
逆に気になった時、アナログツマミを操作する感覚でこまめに調整しております。
これなら現場でもいじれそうな感じです。

(↑最近のマルチやアンシュミではあたりまえなのかも?
間違っていたらごめんなさい。)




それから、、今まで使ってきたペダルボードの完成度を高めるために
良いボリュームペダルが欲しかった。
この悩みも解決。

音ヤセが気になりいろいろ調べたけど、
ほんとに音質が変らないボリュームペダルって
3万円以上する。。。

で、今回改めたボードにはマルチを組み込んだので
エクスプレッションペダルが使える
これでボリュームコントロールすれば音ヤセ問題とは無縁?。
(AD/DAの色は乗っかりますが)
普通のERNIE BALLのボリュームペダルがエクスプレッションとして使える。
もしも後々、気が変わったら単体でも使えるし。

さらにNOVA SYSTEM内でペダル角度3段階まで
レベル指定出来るので便利。

とにかく、
高品位エフェクトをラック型ではなく手軽なフロアペダルで扱える
他とはちょっと違うニッチな機材です。




そして、コレが二軍セット。
昔から気に入って使っている
YAMAHAのDGSTOMP with エクスプレッションペダル。
上の一軍セットと同じようなサウンドが出せるように音作りしてあります。

クランチ、オーバードライブサウンド が得意なDG。
ハイゲインサウンドは、いまいち。
(以前、それを補う為にBLACK STARのHTペダルを繋げて使ってました)

ダメな、というか好きになれないハイゲインアンプタイプのLEAD1、LEAD2は
使わずにDRVIE1を選んで前段にODペダルで
ゲインブーストしたほうが、良い感じになります。
改めて音作りしていて今頃、思いつきました。
危険ゾーンでのライブはコレで。。

そんな新システムで次のライブが楽しみ。
そんなことより忘れかけている曲多数、練習しなければ!!





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